内分け(読み)うちわけ

精選版 日本国語大辞典 「内分け」の意味・読み・例文・類語

うち‐わけ【内訳・内分】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 事の次第事情
    1. [初出の実例]「身共は受取り帰らねば、役目の表が済みませぬ。この内訳(ウチワケ)、承(うけたま)はりたい」(出典歌舞伎彩入御伽草(1808)皿屋敷の場)
  3. 金銭総額物品総量に対し、その内容を項目別に細かに分けたもの。明細。
    1. [初出の実例]「平均数の内訳は、北部にては五万五百五十弗(ドル)にてなり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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