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内村鑑三不敬事件 うちむらかんぞうふけいじけん

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世界大百科事典 第2版の解説

うちむらかんぞうふけいじけん【内村鑑三不敬事件】

教育勅語発布後に発生した,同勅語に対する不敬事件として,最初にしてかつ最も有名な事件。キリスト教信仰が近代天皇制国家理念と相容れない反国家性を持つものと非難された,近代日本キリスト教受難史上の一事件でもある。 1890年(明治23)10月30日に発布された教育勅語について文部省は直ちにその謄本を作成して,全国の国公私立の学校に配布することとした。当時の文部省直轄学校へは明治天皇の〈宸署〉(直筆による署名と天皇〈御璽〉を押印)謄本が下付されることになり,内村鑑三が嘱託教員として勤務していた第一高等中学校へは同年12月25日にそれが下付された。

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