内藤鋠策(読み)ナイトウ シンサク

20世紀日本人名事典 「内藤鋠策」の解説

内藤 鋠策
ナイトウ シンサク

大正・昭和期の歌人,詩人



生年
明治21(1888)年8月24日

没年
昭和32(1957)年1月4日

出生地
新潟県古志郡長岡上田町(現・長岡市)

別名
別名=晨露,晨朔

経歴
高等小学校卒業後、母校代用教員となる。7、8歳で作歌を始め、17歳で上京夕暮・牧水らと白日社を結成。大正元年「抒情詩創刊歌集に「旅愁」「世界地図」「武蔵埜頌」(未刊)。著書多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内藤鋠策」の解説

内藤鋠策 ないとう-しんさく

1888-1957 大正-昭和時代の歌人,詩人。
明治21年8月24日生まれ。38年上京し巌谷小波(いわや-さざなみ)に師事する。前田夕暮(ゆうぐれ)と親交をむすぶ。大正元年詩誌「抒情詩」を,10年童謡誌「かなりや」を創刊した。昭和32年1月4日死去。68歳。新潟県出身。別名に晨露,晨朔。歌集に「旅愁」「世界地図」など。
格言など】掌の冷からずや人妻となりたる君も睡(ぬ)る春の夜に(「旅愁」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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