内言(読み)ないげん(その他表記)internal speech; inner speech

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内言」の意味・わかりやすい解説

内言
ないげん
internal speech; inner speech

内語ともいう。発声を伴わずに自分自身の心のなかで用いる言葉。特に社会的交渉機能をそなえる外言と対比される。他人との意志伝達のためではなく,思考用具として,自己行動抑制統御,調整する機能をもつとされる。また発声までにいたらず,かつ目に見えないような微弱化された発語運動をさすこともある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む