内馬場(読み)ウチババ

精選版 日本国語大辞典 「内馬場」の意味・読み・例文・類語

うち‐ばば【内馬場】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 宮中の武徳殿の前にあった馬場。節会(せちえ)のときなどに、天皇が騎射(うまゆみ)競馬(くらべうま)を見た。壺の馬場。
    1. [初出の実例]「凡内馬場埒料楉二百四十荷、葛二十荷」(出典:延喜式(927)四六)
  3. 庭を利用して作った犬追物(いぬおうもの)の馬場。壺の馬場。〔家中竹馬記(1511)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む