円珠院(読み)えんじゆいん

日本歴史地名大系 「円珠院」の解説

円珠院
えんじゆいん

[現在地名]鴨方町六条院西

寄島よりしま街道の東、竜王りゆうおう山の西麓にあり、竜王山城の一の丸跡を仰ぐことができる。天台宗で、阿伽井坊桜見山長徳ちようとく寺と号する。本尊阿弥陀如来。元文(一七三六―四一)頃の鴨方領明細帳(池田家文庫)によれば、開基は慈覚、開山は良印、中興は良秀で細川通董が竜王山に居城したとき境内建立した石塔が現存する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 庫裏 本堂 鐘楼

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む