冒険ダン吉(読み)ぼうけん ダンきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「冒険ダン吉」の解説

冒険ダン吉 ぼうけん-ダンきち

島田啓三(けいぞう)の漫画「冒険ダン吉」の主人公
昭和8年から14年まで「少年倶楽部(クラブ)」に連載された。黒ネズミのカリ公と南の島に流れついた少年ダン吉が,王様となって王国を建設する。「のらくろ」とならんで子供人気者となった。戦後,日本の南進論とむすびついた漫画という批判もうけた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「冒険ダン吉」の解説

冒険ダン吉

島田啓三による漫画作品(絵物語)。南洋の島に漂流した少年が、現地人の王様として君臨する物語。『少年倶楽部』1933年6月号~1939年7月号に連載。講談社全3巻。第29回(2000年度)日本漫画家協会賞 選考委員特別賞受賞。

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