写真鏡(読み)シャシンキョウ

大辞林 第三版の解説

しゃしんきょう【写真鏡】

レンズを通してすりガラスの上に像を結ばせるようにした暗箱。 「顔色がんしよくは十二神楽の汐吹を-で見たやうだし/西洋道中膝栗毛 魯文
写真機のこと。 「船中にては-を出し下曽根及び其余の人体を写し取しが/近世紀聞 延房

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の写真鏡の言及

【カメラ・オブスキュラ】より

…はじめは字義どおり,暗い部屋の中で日食の観察や絵の下描きのために用いられたが,16世紀ころになるとピンホールの代りに凸レンズが装着され,17世紀に入ると現在のカメラの原型といえる暗箱型のカメラ・オブスキュラが完全な遠近法による絵を描くための“道具”として普及する。日本でも写真機が将来される以前に,杉田玄白や司馬江漢らによって〈暗室写真鏡〉〈写真鏡〉として紹介された。カメラ・オブスキュラの歴史は,単にカメラの原型というだけではなく,人間と映像の初源的な関係を物語っている。…

※「写真鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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