精選版 日本国語大辞典 「冠蓋」の意味・読み・例文・類語 かん‐かいクヮン‥【冠蓋】 〘 名詞 〙 ( 「かんがい」とも ) 冠(かんむり)と馬車などのおおい。転じて、権勢のある人。貴人。[初出の実例]「出家慕レ道冠蓋何栄」(出典:続日本紀‐天平勝宝八年(756)五月丙子)「珠玉をまじへてくゎんかいをかざり給ふ」(出典:中院本平家(13C前)一〇)[その他の文献]〔班固‐西都賦〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「冠蓋」の読み・字形・画数・意味 【冠蓋】かん(くわん)がい 冠と車蓋。使者。〔戦国策、魏四〕魏、人をして救ひを秦に求めしむ。冠蓋相ひむ(連なる)も、秦の救ひ出でず。字通「冠」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報