凍梨(読み)とうり

精選版 日本国語大辞典 「凍梨」の意味・読み・例文・類語

とう‐り【凍梨】

  1. 〘 名詞 〙 霜に凍ってしぼんだ梨。また、その梨のように衰えしぼんで、しみのでた老人皮膚をたとえていう。転じて、老人。
    1. [初出の実例]「頭如霜蓬、膚似凍梨」(出典:玉造小町子壮衰書(10C後))
    2. [その他の文献]〔爾雅疏‐釈詁〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「凍梨」の読み・字形・画数・意味

【凍梨】とうり

こおった梨。老人。〔釈名、釈長幼〕九十背(たいはい)と曰ひ、~或いは凍梨と曰ふ。皮に斑ること、凍梨の色の如きなり。

字通「凍」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む