デジタル大辞泉 「名聞」の意味・読み・例文・類語 めい‐ぶん【名聞】 世間での評判や名声。みょうもん。「名聞にこだわる」[類語]勇名・雷名・威名・英名・佳名・驍名ぎょうめい・高名・嬌名きょうめい・好評・有名・著名・名うて・名声・美名・盛名・令名・名な・名誉・栄冠・栄光・栄誉・光栄・誉れ・栄はえ・光輝・栄名・声誉・面目・体面・面子メンツ・一分いちぶん・沽券こけん・声価・信用・信望・信・信頼・信任・人望・定評・評判・暖簾のれん・覚え・名望・声望・徳望・人気・魅力・受け・見栄みえ・面皮・世間体・体裁・肩身 みょう‐もん〔ミヤウ‐〕【名聞】 [名・形動]1 名声が世間に広まること。世間での評判・名声。ほまれ。「名聞を求める」2 名声を求めて世間体をつくろうこと。また、そのさま。「この大将は…、―になどぞおはせし」〈大鏡・師尹〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「名聞」の意味・読み・例文・類語 みょう‐もんミャウ‥【名聞】 〘 名詞 〙 ( 形動 )① 名声が世間に広く聞こえているさま。世間での名声や評判。ほまれ。〔法華義疏(7C前)〕[初出の実例]「偏に名聞を離れて、官職を辞して遂に横川に籠居ぬ」(出典:今昔物語集(1120頃か)一二)[その他の文献]〔荘子‐人間世〕② 名誉やよい評判を得るために、体裁をつくろうこと。偽善をなすこと。また、そのさま。[初出の実例]「ちちおとどよりも、御心ざまわづらはしく、くせぐせしきおぼえまさりて、名聞になどぞおはせし」(出典:大鏡(12C前)二)「何商売でも六ヶ敷く御坐いますけれども、其内にも俳優は誠に名聞(ミャウモン)な者で御坐います」(出典:落語・本能寺(1898)〈六代目桂文治〉) めい‐ぶん【名聞】 〘 名詞 〙 世間での評判や名声。みょうもん。〔音訓新聞字引(1876)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by