日本歴史地名大系 「出光村」の解説 出光村いでみつむら 大分県:宇佐市旧宇佐町地区出光村[現在地名]宇佐市出光日足(ひあし)村の東、向野(むくの)谷と通称される向野川の中流域にある。東は両戒(りようかい)村、南は金丸(かなまる)村、北は岩崎(いわさき)村。岩崎村地内の御供田(ごくでん)に接続して当村にも字御供田があり、古くは岩崎庄の内であったとみられる。近世の支配の変遷は小向野(こむくの)村に同じ。小倉藩元和人畜改帳に村名がみえ、高三二〇石余、人数一〇六、百姓一一(うち庄屋三)・名子一一・檜物屋二・牢人一、牛一六・馬三。元禄二年(一六八九)の村絵図(宇佐市蔵)によると高二三九石余、反当り収量は田方一石八升・畑方四斗。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by