出山(読み)シュツザン

デジタル大辞泉 「出山」の意味・読み・例文・類語

しゅつ‐ざん【出山】

《「しゅっさん」とも》
山を出ること。
僧が、今まで修行していた寺を出ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出山」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐さん【出山】

〘名〙 (「しゅつざん」とも)
① 山から出ること。山を下って人里に出てくること。特に、僧が、修行していた寺を出ること。
正法眼蔵(1231‐53)行持「出山の路は什麽処(いづれのところ)に向ってか去る」
釈迦苦行の後成道のために雪山を下りたこと。多く「出山の釈迦」の形で用いる。しゅっせん。〔松屋会記‐久政茶会記・天正六年(1578)四月九日〕

だし‐やま【出山】

〘名〙 山から材木を運搬すること。引山(ひきやま)

しゅつ‐ざん【出山】

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普及版 字通 「出山」の読み・字形・画数・意味

【出山】しゆつざん

世に出る。

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