デジタル大辞泉 「出来し立て」の意味・読み・例文・類語 でかし‐だて【出▽来し立て】 [名・形動ナリ]してやったり、と得意そうにふるまうこと。また、そのさま。「諸事―に、物毎ごと子細らしく吟味するに」〈浮・伝来記・一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「出来し立て」の意味・読み・例文・類語 でかし‐だて【出来立・出来達】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) してやったりという様子をすること。得意顔をすること。手柄顔に振舞うこと。また、そのさま。[初出の実例]「でかしたてをすれば、かたうてたうせいにあらず」(出典:御伽草子・鼠の権頭(古典文庫所収)(室町末))「酒もでかしだてに飲て、伽羅も惜まず焼(たき)すて」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例