出雲果安(読み)いずもの はたやす

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「出雲果安」の解説

出雲果安 いずもの-はたやす

?-? 奈良時代豪族
和銅元年(708)出雲国造(くにのみやつこ)に任じられ,霊亀(れいき)2年元正天皇に神賀詞(かんよごと)(出雲の神からの祝詞)を奏上。祝部(はふりべ)百十余人とともに位をすすめられ,禄(ろく)をあたえられた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の出雲果安の言及

【出雲国造】より

…この間に,氏の祖神も天つ神の天穂日命(あめのほひのみこと)とするようになったらしい。そして国造出雲果安が716年(霊亀2),ついで724年(神亀1)の出雲広嶋いらい,国造の代替りごとに祝(はふり)・神部をひきつれて朝廷に参上し,神賀詞を奏する例がひらかれた。なお,広嶋は《出雲国風土記》の編纂者としても有名である。…

※「出雲果安」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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