デジタル大辞泉 「出雲轡」の意味・読み・例文・類語 いずも‐ぐつわ〔いづも‐〕【▽出▽雲×轡】 くつわの一。鏡板かがみいたの部分を十字形に彫り透かしたもの。十文字轡。名は、平安末期、出雲守宗介の創案によるからとも、出雲国で作られたからともいう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「出雲轡」の意味・読み・例文・類語 いずも‐ぐつわいづも‥【出雲轡】 〘 名詞 〙 くつわの一種。出雲製の鉄轡で、鏡の部分を十文字に彫り透かした様式という。[初出の実例]「出雲轡(イヅモグツワ)の大なるに、手綱二筋より合はせてぞ乗りたりける」(出典:源平盛衰記(14C前)二〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例