精選版 日本国語大辞典「刃傷」の解説
にん‐じょう ‥ジャウ【刃傷】
※小右記‐寛和元年(985)正月二一日「於二中門内一下総守季孝為三レ人刃二傷面一云々」
※浄瑠璃・傾城反魂香(1708頃)中「無実を言ひかけ刃傷(ニンジャウ)に及び」
じん‐じょう ‥ジャウ【刃傷】
〘名〙 刃物で人を傷つけること。にんじょう。
※洒落本・風俗八色談(1756)四「畜生を殺せば畜生に生れ。刃傷(ジンシャウ)して死ねば修羅道に生を受ると言(いふ)」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報