分利(読み)ブンリ

精選版 日本国語大辞典 「分利」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐り【分利】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 熱が平温にもどるときの一つの型。急に熱がさがること。散渙(さんかん)
    1. [初出の実例]「訳例〈略〉 scheiden (分利し)」(出典:蘭学逕(1810))
  3. 分けもとめること。そのものの性質などによって分けてまとめること。〔医案類語(1774)〕
  4. 病状が急峠をむかえること。〔医語類聚(1872)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む