切下文(読み)キリクダシブミ

精選版 日本国語大辞典 「切下文」の意味・読み・例文・類語

きり‐くだしぶみ【切下文】

  1. 〘 名詞 〙 儀式、行事などに必要な物資、費用を割当てたり、未納を催促する文書。宛課する品目数量を記載する。切符(きりふ)
    1. [初出の実例]「官切下文」(出典:朝野群載‐六・寛弘元年(1004)一二月一二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android