切下文(読み)キリクダシブミ

デジタル大辞泉 「切下文」の意味・読み・例文・類語

きり‐くだしぶみ【切下文】

平安時代大蔵省から諸国に、租税儀式行事費用の割り当てなどのために発行された文書

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精選版 日本国語大辞典 「切下文」の意味・読み・例文・類語

きり‐くだしぶみ【切下文】

  1. 〘 名詞 〙 儀式、行事などに必要な物資、費用を割当てたり、未納を催促する文書。宛課する品目数量を記載する。切符(きりふ)
    1. [初出の実例]「官切下文」(出典:朝野群載‐六・寛弘元年(1004)一二月一二日)

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