デジタル大辞泉 「切組灯籠絵」の意味・読み・例文・類語 きりくみ‐とうろうえ〔‐トウロウヱ〕【切(り)組(み)灯籠絵】 人物・建物・風景などの絵を描いた錦絵にしきえ風の版画を切り抜き、板の上に立体的に組み立て、火をともして眺めるもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「切組灯籠絵」の意味・読み・例文・類語 きりくみ‐とうろうえ‥トウロウヱ【切組灯籠絵】 〘 名詞 〙 錦絵を切り取って組み立てられるように描いたもの。人物、家屋、景色などを板の上に組み立て、装飾的に用いる。寛政・享和年間(一七八九‐一八〇四)、北斎なども描いている。[初出の実例]「児輩の玩ぶ切り組燈籠絵は、上方下りの物なり」(出典:武江年表(1848)寛政一二年) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例