切蛆(読み)きりうじ

大辞林 第三版の解説

きりうじ【切蛆】

ガガンボの一種キリウジガガンボの幼虫。稲や麦の苗を食害する。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

きり‐うじ【切蛆】

〘名〙
① キリウジガガンボの幼虫。体長約二・五センチメートルで、黒褐色の細長い円筒形をし、先端に口器、尾端にえらや呼吸盤などの肉質突起がある。水田などの地中にすみ、イネ、ムギの幼根や種子を食害する。冬は土中で越冬。根切り虫。《季・夏》
※俳諧・七百五十韵(1681)七「棒枕真瓜(まくは)が花の下涼み〈如泉〉 夢なるかしらず切蠓(キリウヂ)かしらず〈春澄〉」
② 人をののしっていう語。うじ虫。
※浄瑠璃・相模入道千疋犬(1714)二「過分の所領をついやし田地をそこなふ蠐螬(キリウジ)に同じきおのれら」

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