刑罰記(読み)けいばつき

日本歴史地名大系 「刑罰記」の解説

刑罰記
けいばつき

一六巻一六冊

写本 宮城県図書館

解説 延宝九年―明和七年の仙台藩判決記録。編年で、各巻の冒頭罪名と判決が記された目録があり、判例が一覧できる。本文事件の詳細、場合によっては被告人証人口述も載せ、最後に判決を記す。収録範囲は民事的な軽罪から磔、斬罪重罰にわたる。

活字本 「宮城県図書館資料」四・五(巻二まで)

なお同様の判決記録に貞享二年―元禄一六年の御決断牒五冊(宮城県図書館蔵)があり、当時の世相人情有様までよみとれる。


刑罰記
けいばつき

一六巻一六冊

写本 宮城県図書館

解説 延宝九年―明和七年の仙台藩の判決記録。編年で、各巻の冒頭に罪名と判決が記された目録があり、判例が一覧できる。本文は事件の詳細、場合によっては被告人や証人の口述も載せ、最後に判決を記す。収録範囲は民事的な軽罪から磔、斬罪の重罰にわたる。

活字本 「仙台藩刑罰記」

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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