…千葉県北東部,銚子市と飯岡町の間にある海食崖。高さ40~50mの断崖が,東の外川(とがわ)から西へ犬若,名洗(なあらい)を経て西端の刑部(ぎようぶ)岬まで約10kmもつづく。断崖の下部は第三紀層の凝灰岩,その上は成田層の砂層,上部は関東ローム層からなり,3層の色彩と黒潮の海との対照が鮮やかで雄大な景観を示している。…
※「刑部岬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...