初便(読み)はつだより

精選版 日本国語大辞典 「初便」の意味・読み・例文・類語

はつ‐だより【初便】

〘名〙 (「はつたより」とも)
① はじめての音信。また、季節到来などを告げる最初のたより。「桜のはつだより」
② その年はじめてのたより。新年最初のたより。《季・新年》
※俳諧・炭俵(1694)上「蓬莱に聞ばや伊勢の初便〈芭蕉〉」

しょ‐びん【初便】

〘名〙 航空機船舶郵便などの第一便。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「初便」の意味・読み・例文・類語

しょ‐びん【初便】

初めて出した、または受け取った便り。
航空機・船舶などが、ある航路に初めて出航すること。「日中航路の初便

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