精選版 日本国語大辞典 「利己」の意味・読み・例文・類語 り‐こ【利己】 〘 名詞 〙 自分の利益だけを考えること。自分一人だけの利益を考え他人のことはかえりみないこと。我利。[初出の実例]「昔しより基督を駁撃するもの巧に疵瑕を穿りて基督の心術に利己の形跡あるを見出さんとしたれども得ず」(出典:真理一斑(1884)〈植村正久〉八)[その他の文献]〔封希顔‐六芸賦〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「利己」の読み・字形・画数・意味 【利己】りこ 自分だけの利益をはかる。唐・封希顔〔六芸の賦〕君は當(まさ)に廣くすべく、臣も亦た規を盡し、物をして以て己に利せず、(つね)ににしてを守る。字通「利」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報