刪潤(読み)サンジュン

デジタル大辞泉 「刪潤」の意味・読み・例文・類語

さん‐じゅん【×刪潤】

[名](スル)詩文の不要な部分や悪い部分をけずって、足りないところを補足すること。
「我詩稿を―せんと欲し」〈鴎外訳・即興詩人

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精選版 日本国語大辞典 「刪潤」の意味・読み・例文・類語

さん‐じゅん【刪潤】

  1. 〘 名詞 〙 詩文のよくないところをけずり、足りないところを修飾して補うこと。
    1. [初出の実例]「苦心の刪潤を煩して、一言の謝辞も致さず」(出典:夜航余話(1836)上)
    2. [その他の文献]〔宋史‐楽志八〕

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普及版 字通 「刪潤」の読み・字形・画数・意味

【刪潤】さんじゆん

刪改し潤色する。

字通「刪」の項目を見る

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