デジタル大辞泉 「刳り貫く」の意味・読み・例文・類語 くり‐ぬ・く【×刳り▽貫く/×刳り抜く】 [動カ五(四)]物をえぐって穴をあける。えぐって中の物を取り出す。「岩壁を―・く」「目玉を―・く」[類語]えぐる・ほじくる・くる・えぐり出す・くじる・こじる・ほじる・ほじくり出す・ほじくり返す 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「刳り貫く」の意味・読み・例文・類語 くり‐ぬ・く【刳貫・刳抜】 〘 他動詞 カ行五(四) 〙 えぐって穴をあける。えぐって中のものを取り出す。[初出の実例]「今は海中に岩をくりぬきて、ひきこもり候あひだ」(出典:御伽草子・田村の草紙(室町時代物語集所収)(室町末))「柚子(みかん)の皮を刳(ク)りぬきて作りし眼鏡なり」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉謝肉祭) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例