デジタル大辞泉 「抉る」の意味・読み・例文・類語
えぐ・る〔ゑぐる〕【×抉る/×刳る】
1 刃物などを深く刺し入れ、回して穴をあける。くりぬく。「りんごの芯を―・る」
2 心に強い衝動や苦痛を与える。「胸を―・られる悲しみ」
3 物事の隠れた面を鋭く追及する。「事件の核心を―・る」
[可能]えぐれる
[動ラ下二]「えぐれる」の文語形。
[類語]くりぬく・ほじくる・くる・えぐり出す・くじる・こじる・ほじる・ほじくり出す・ほじくり返す
くじ・る【×抉る】
1 棒などで、穴の中をかきまわす。「
2 えぐって中の物を取り出す。
「
3 堅い物を突き刺して穴をあける。うがつ。
「穴を―・り」〈竹取〉
[類語]えぐる・くりぬく・ほじくる・くる・えぐり出す・こじる・ほじる・ほじくり出す・ほじくり返す