①は、「瑞枝さす」「五百枝さす」などの「さす」と同語で、竹が勢いよく生長することから宮廷をほめたたえる事柄に用い、それを舎人などにも転用したと考えられる。②は、「さすたけ」を「刺竹」と解して竹の節(ふし)を「よ」というから、同音を含む「よごもる」にかかるか。一説に「さすたけのよ」までを「こもる」の序詞とする。
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