精選版 日本国語大辞典 「刺竹の」の意味・読み・例文・類語
さすたけ‐の【刺竹の】
枕 (「さすだけの」とも)
※万葉(8C後)二・一六七「そこ故に 皇子の宮人 行方知らずも〈一に云ふ刺竹之(さすたけの)皇子の宮人ゆくへ知らにす〉」
② 「よごもる」にかかる。
※万葉(8C後)一一・二七七三「刺竹(さすたけの)よごもりてあれ吾が背子が吾がりし来ずは吾恋ひめやも」
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