刻み(読み)キザミ

デジタル大辞泉 「刻み」の意味・読み・例文・類語

きざみ【刻み】

[名]
刻むこと。また、刻み目。「割りやすいように刻みを入れる」
短い間隔をとった規則正しい音。「時計刻みが耳につく」
打楽器拍子木などを間隔を短く連続して打つこと。「ドラムのシャープな刻み
刻みタバコ」の略。「キセル刻みを吸う」
階級等級
しもの―といふきはになれば」〈帚木
時。おり。場合。
今際いまはの―につらしとや思はむ」〈夕顔
[接尾]量・長さ・時間を表す数詞に付いて、…おき、…ごと、の意を表す。「千円刻みの料金設定」「六分刻み電車が来る」
[類語]彫り切り込み

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android