前弧玄武岩(読み)ぜんこげんぶがん

最新 地学事典 「前弧玄武岩」の解説

ぜんこげんぶがん
前弧玄武岩

forearc basalt

伊豆小笠原弧やマリアナ弧の前弧域で確認された玄武岩中央海嶺玄武岩に類似した特徴を示す。Reagan et al.(2010)で最初に報告された。プレート沈み込み開始時に,上盤側プレートで起きる海底拡大に伴う玄武岩マグマ活動により形成されたと考えられている。“前弧”とは,あくまでこれらの玄武岩の現在の産出地域を示すものであり,形成時“前弧”にあったわけではない。誤解を避けるため,初期島弧玄武岩(protoarc basalt)の用語も用いられる。参考文献石塚治(2016) 火山,Vol. 61:91

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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