前烈(読み)ぜんれつ

精選版 日本国語大辞典 「前烈」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐れつ【前烈】

  1. 〘 名詞 〙せんれつ(先烈)
    1. [初出の実例]「只日夜に逸遊を事として、前烈(レツ)地下に羞(はづか)しめ」(出典太平記(14C後)一)
    2. [その他の文献]〔書経‐武成〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「前烈」の読み・字形・画数・意味

【前烈】ぜんれつ

先人遺烈。〔晋書、文帝紀〕(景元四年冬十月)惟(おも)ふにの功は烈に(す)ぎたり。而して賞は式に闕(か)く。百辟於邑(をいふ)(憂慮)し、人同(とも)に恨む。~(こ)の玄土を錫(たま)ひ、(し)くに白(はくばう)(ちがや)を以てす。爾(なんぢ)の國家をて、以て永く魏室にとなれ。

字通「前」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む