憂慮(読み)ユウリョ

デジタル大辞泉 「憂慮」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐りょ〔イウ‐〕【憂慮】

[名](スル)心配すること。思いわずらうこと。「憂慮に堪えない」「事態を憂慮する」
[類語]懸念恐れ取り越し苦労危惧杞憂悲観心配気がかり心がかり不安憂患心痛心労気苦労屈託くったく思案うれ気遣いわずら考え事物思い考え気疲れ恐れる危懼きく疑懼ぎく胸騒ぎ不安心心細い心許こころもとない怖い危なっかしい頼り無いおののく動揺心騒ぎ煩慮憂惧ゆうぐ憂懼ゆうく憂い事気遣わしい痛心鬼胎ひやひやはらはらどきどきおどおどあぶなあぶな恐る恐るこわごわおっかなびっくりおじおじおずおずびくびくこわがる臆するおびえるびくつくおじるおじける恐怖恐れをなす悪びれる案ずる気が気でないそぞろ足が地につかない気が揉める居ても立ってもいられない矢も楯もたまらない居たたまれない生きた心地もしない気になる気に病むおぼつかない

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精選版 日本国語大辞典 「憂慮」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐りょイウ‥【憂慮】

  1. 〘 名詞 〙 心配すること。思いわずらうこと。
    1. [初出の実例]「憂慮弗措」(出典日本外史(1827)一)
    2. [その他の文献]〔諸葛亮‐出師表〕

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普及版 字通 「憂慮」の読み・字形・画数・意味

【憂慮】ゆう(いう)りよ

思いわずらう。晋・陶潜雑詩、十二首、五〕(じんぜん)として、(くづ)れ 此の心、稍(やや)已に去れり に値(あ)ふも復(ま)た(たの)しむこと無し (つねづね)、憂慮多し

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