デジタル大辞泉
「前立腺特異抗原」の意味・読み・例文・類語
ぜんりつせん‐とくいこうげん〔‐トクイカウゲン〕【前立腺特異抗原】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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知恵蔵
「前立腺特異抗原」の解説
前立腺特異抗原
血液中に出てくる前立腺に特異的なたんぱく。採血により簡単に測定できることから、前立腺がんの早期診断に広く用いられている。がんの発見される率はPSA値と共に上昇する。測定値が2〜4ng/mlで6%、4〜10ng/mlで20〜30%、10ng/ml以上で50%に前立腺がんが存在する。がんを疑う基準となる値(基準値)は4.0ng/ml。PSAが発見されるまでは、排尿障害などの自覚症状が出てから受診するため手遅れになることが多かったが、PSAによって早期発見が可能になった。確定診断は、前立腺に針を刺して組織の一部を取る針生検(ニードルバイオプシー)による。なお前立腺は、男性の膀胱出口に尿道を囲むようにある、大きさ・形とも栗の実に似た精液を作る臓器のこと。前立腺がんは、生活習慣の欧米化と共に増加しているがんの1つ。早期であれば、前立腺の全摘出が標準的な治療法だが、放射線療法もよい成績を上げている。男性ホルモンを抑えるホルモン療法も有効。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
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