剣鋒(読み)ケンポウ

精選版 日本国語大辞典 「剣鋒」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぽう【剣鋒】

  1. 〘 名詞 〙 つるぎのきっさき。剣先。けんぼう(剣鋩)。
    1. [初出の実例]「不啻有翼飛、利觜勝剣鋒」(出典:詩聖堂詩集‐二編(1828)七・秋蚊)
    2. [その他の文献]〔岑参‐送張都尉東帰詩〕

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普及版 字通 「剣鋒」の読み・字形・画数・意味

【剣鋒】けんほう

剣先。〔新論思順司馬(くわいくわい)は、天下の劍を攻(をさ)むるなり。劍の鋒を提(と)りて、劍の(こ)(把手)を掉(ふる)はしめば、必ず其の指を刎(は)ねて、以て腐木をも陷(き)ること能はざらん。而るを况(いは)んや金甲をや。

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