力動的心理学(読み)りきどうてきしんりがく(その他表記)dynamic psychology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「力動的心理学」の意味・わかりやすい解説

力動的心理学
りきどうてきしんりがく
dynamic psychology

心的事象を原因と結果の連鎖とみなし,原因に重点をおきながら全体を力動的にとらえ,体系的に解明しようとする心理学の総称。一般的に,心的事象をその意識内容や要素に分解することを主張する精神静力学 psychostaticsに対して,心的事象をその発生原因とその変容過程としてとらえ,しかもその本質を動的平衡の維持という観点から理解しようとする立場を精神動力学 psychodynamicsというが,この分類に従えば力動的心理学は後者に属する。このように広義に解すれば機能心理学ゲシュタルト心理学場理論などもこれに含まれるが,狭義には動機づけを理論の中核とする心理学をさし,よく知られている心理学派として S.フロイトに始る精神分析学,W.マクドゥーガルのホルメ心理学,R.S.ウッドワースの動的心理学などが含まれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む