力競(読み)ちからくらべ

精選版 日本国語大辞典 「力競」の意味・読み・例文・類語

ちから‐くらべ【力競】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 肉体的な力の強さをくらべること。
    1. [初出の実例]「何(いかに)して強力者に遇ひて死生を期はずして、頓(ひたふる)に争力(チカラクラヘ)(せ)ん」(出典日本書紀(720)垂仁七年七月(熱田本訓))
    2. 「いざや、おいの御さかなに、ちからくらべのうでずまう一番」(出典:曾我物語(南北朝頃)一)
  3. 能力才能芸能などの力量優劣をきそうこと。
    1. [初出の実例]「修験の僧共有りと聞くは、其等に会て、一度力競せむと思ふを、何(いか)が可有(あるべ)きと」(出典:今昔物語集(1120頃か)二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む