力線(読み)リキセン

デジタル大辞泉 「力線」の意味・読み・例文・類語

りき‐せん【力線】

力の場を表す曲線群。曲線の各点での接線方向は、その場における力の方向と一致する。電気力線磁力線など。

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精選版 日本国語大辞典 「力線」の意味・読み・例文・類語

りき‐せん【力線】

  1. 〘 名詞 〙 力の場で、接線がその点における力の方向と一致するように引いた曲線群。電気力線・磁力線などがある。〔電気訳語集(1893)〕

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百科事典マイペディア 「力線」の意味・わかりやすい解説

力線【りきせん】

力のの中に引いた曲線群で,曲線上の各点での接線がその点での力の方向に一致するもの。力線の向きは力の向きに一致させる。電場の力線を電気力線磁場の力線を磁力線という。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「力線」の意味・わかりやすい解説

力線
りきせん
line of force

空間の各点で物体に働く力が定まっている力の場の中の曲線で,各点での接線がその点での力の方向と一致するもの。たとえば電場の電気力線,磁場の磁力線がある。力線は力の場の様子を表わすのに用いられ,流体の流れの様子を表わす流線と同様のものである。

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