最新 地学事典 「加水雲母」の解説
かすいうんも
加水雲母
hydromica
絹雲母に似ているが,それより複屈折の低い細かい雲母鉱物の俗称。白雲母より水分が多く,アルカリイオンが少ない。細かい雲母鉱物の層間に少量の水が含まれているが,雲母層が圧倒的に多い雲母/スメクタイトの混合層鉱物の場合が多い。X線回折では底面反射は1nmよりも少し大きな値を示し,示差熱分析曲線でも層間水の脱水による吸熱ピークがみられる。火山岩の熱水変質鉱物として産する。
執筆者:須藤 俊男・富田 克利
参照項目:雲母
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

