加治木常樹(読み)かじき つねき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加治木常樹」の解説

加治木常樹 かじき-つねき

1855-1918 明治時代の政治運動家,官吏
安政2年2月27日生まれ。妻時子は来島恒喜(くるしま-つねき)の妹。西南戦争では西郷隆盛にしたがい,捕らえられて懲役1年。のち挙兵の真相が誤伝されていることをうれえ「西南血涙史」をかく。明治15年平岡浩太郎らと大陸経営を画策し,朝鮮にわたるが時機を逸し,のち福岡県警察部につとめた。大正7年7月24日死去。64歳。薩摩(さつま)(鹿児島県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android