デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加治木常樹」の解説 加治木常樹 かじき-つねき 1855-1918 明治時代の政治運動家,官吏。安政2年2月27日生まれ。妻時子は来島恒喜(くるしま-つねき)の妹。西南戦争では西郷隆盛にしたがい,捕らえられて懲役1年。のち挙兵の真相が誤伝されていることをうれえ「西南血涙史」をかく。明治15年平岡浩太郎らと大陸経営を画策し,朝鮮にわたるが時機を逸し,のち福岡県警察部につとめた。大正7年7月24日死去。64歳。薩摩(さつま)(鹿児島県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例