加知山藩(読み)かちやまはん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「加知山藩」の意味・わかりやすい解説

加知山藩
かちやまはん

江戸時代安房国 (千葉県) 平郡加知山 (勝山) 地方を領有した藩。明治以前は勝山藩と書いた。天正 18 (1590) 年以降内藤氏の所領で,江戸時代初期3万石であったが,寛文8 (1668) 年若狭 (福井県) 小浜 (おばま) 酒井家分知,酒井忠国1万石の陣屋がおかれて以来9代にわたり在封,この間1万 5000石となり,廃藩置県に及んだ。譜代,江戸城菊間詰。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「加知山藩」の解説

加知山藩

日本の藩の名のひとつ。加知山は「かちやま」と読む。安房国(現:千葉県)の勝山藩が、明治2年(1869)に改称したもの。2年後に廃藩

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

藩名・旧国名がわかる事典 「加知山藩」の解説

かちやまはん【加知山藩】

勝山藩(かつやまはん)(安房国)

出典 講談社藩名・旧国名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android