日本歴史地名大系 「加納天満宮」の解説 加納天満宮かのうてんまんぐう 岐阜県:岐阜市加納町西天神町加納天満宮[現在地名]岐阜市加納天神町清水(しみず)川の南に位置。祭神は菅原道真。のち応神天皇・天児屋根命・大国主命を合祀。社伝によれば、文安二年(一四四五)斎藤利永が沓井(くつい)城(旧加納城)の守護神として、上加納村羽根(はね)に創建したと伝える。慶長六年(一六〇一)加納城築城のとき現在地に遷座され、同時に神主も中島家から宮辺家に代わったという。初めは平地に建てられ築地はなかったが、加納藩主安藤信尹のときの宝暦三年(一七五三)から同五年にかけ、町方の協力により築地を構築したといわれる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報