加茂坂(読み)かもざか

日本歴史地名大系 「加茂坂」の解説

加茂坂
かもざか

加茂と大山おおやまとの間を加茂丘陵を越えて約三キロを最短距離で結ぶ。標高約一五〇メートル。加茂港で陸揚げされる荷物は大山やさらには鶴ヶ岡城下まで、馬士や陸揚げ人夫の丁持や背負子などによっておもにこの坂を越え加茂街道(大山街道)を経て運ばれた。大山馬士は四三疋と限定して馬の使用を許され最も多くの荷物輸送に当たっていた。好況下で荷動きが活発になると、大山馬士だけでは運びきれず、加茂馬が城下まで付通すことを認めざるをえなくなり、加茂村馬士の既得権となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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