精選版 日本国語大辞典 「庄内平野」の意味・読み・例文・類語
しょうない‐へいや シャウナイ‥【庄内平野】
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山形県北西部、酒田市、鶴岡(つるおか)市を中心に飽海(あくみ)郡、東田川郡にわたる沖積平野。東部を鳥海山(ちょうかいさん)、月山(がっさん)の両火山噴出物に覆われた出羽山地(でわさんち)に接し、西部は庄内砂丘を隔てて日本海に臨む。南北約50キロメートル、東西6~16キロメートル。中央部を最上川(もがみがわ)が東西に貫流して日本海に注ぎ、河北(旧、飽海郡)と河南(旧、田川郡)とに分ける。古くは北西端の吹浦(ふくら)丘陵と南西端の加茂台地の突出によって囲まれた内湾状の潟湖(せきこ)だったものが、最上川や支流の赤川などが形成した扇状地、三角州によって埋積され、のちに陸化した低平な平野である。近世初期の因幡堰(いなばぜき)、北楯大堰(きただておおぜき)などの開削、近世中期の砂丘植林事業の成功により開田化が進んだ。さらに明治に入って乾田馬耕が普及してからは、日本有数の水田単作地帯となった。千町地主とよばれた酒田の本間家(ほんまけ)など大地主の成立でも知られる。最上川河口に位置する酒田市は、近世には最上川舟運と西廻(にしまわり)航路の拠点港で、紅花(べにばな)や出羽米の集散地として栄え、現在は臨海工業都市としても発展。南部の鶴岡市は庄内藩酒井氏の城下町。平核無(ひらたねなし)として知られる庄内ガキを特産する。平野中央部の庄内町北部(旧、余目(あまるめ)町)付近には油田(天然ガスも産出)がある。
[中川 重]
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…その流域面積は県域の76%を占め,しかも県内だけを流れる〈1県1河川〉という特徴をもつ。上流から米沢,長井,山形,尾花沢,新庄の内陸諸盆地を,峡谷部をはさみながら数珠状に結んで北流し,新庄盆地で西に向きを変え,出羽山地を最上峡で横断して下流に広大な庄内平野を形成し日本海に注ぐ。上・中流域に開けた内陸諸盆地は扇状地がよく発達し,山形盆地の東半を占める馬見ヶ崎(まみがさき)川,立谷(たちや)川,乱(みだれ)川の三大扇状地が代表的である。…
※「庄内平野」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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