加藤五輔(読み)かとう ごすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤五輔」の解説

加藤五輔 かとう-ごすけ

1837-1915 明治時代の陶芸家。
天保(てんぽう)8年5月12日生まれ。3代西浦円治のもとで,毛筆による染め付け細密画技法を駆使して美濃(みの)焼を製作。明治11年パリ万博名誉賞,33年パリ万博銅牌を受賞美濃焼の名をたかめ,欧米市場進出への基盤をつくった。大正4年1月22日死去。79歳。美濃(岐阜県)出身本名は五助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android