事典 日本の地域ブランド・名産品 「加賀毛針」の解説
加賀毛針[その他(工芸)]
かがけばり
金沢市で製作されている。江戸時代、加賀藩では武士の鍛錬のため川狩り(鮎釣り)が奨励され、無許可で川釣りをできる特権が与えられていた。そのため、武士は川釣り用の針を必要とし、さまざまな針を考案、手内職として鮎毛針をつくるようになった。原材料には野鳥の羽毛を使い、その接合部分に漆や金箔がほどこされて、美しく丈夫な針となる。石川県伝統的工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報