加領郷村(読み)かりようごむら

日本歴史地名大系 「加領郷村」の解説

加領郷村
かりようごむら

[現在地名]奈半利町 加領郷・大佐手おおさで原田はらだ西の平にしのひら

須川すがわ村の南、海岸沿いの台地に発達した集落と、その下の漁業集落からなる。南は羽根はね(現室戸市)奈半利村の枝村とされたが、漁業集落のみは奈半利浦分の作配下にあった。開発は江戸時代初期で、元禄郷帳に新田として一七八・九三七石が記され、以後変化がない。元禄地払帳によると村高はすべて福留徳左衛門の領知とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む