助教法(読み)じょきょうほう(その他表記)monitorial system

精選版 日本国語大辞典 「助教法」の意味・読み・例文・類語

じょきょう‐ほうジョケウハフ【助教法】

  1. 〘 名詞 〙 一九世紀の初めイギリスで創始され、世界中に広まった教育法教師が、年長の生徒や優秀生徒を指名して、教授の際の補助員として用いることを特徴としている。

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関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「助教法」の意味・わかりやすい解説

助教法
じょきょうほう
monitorial system

一斉教授のための学級教授法の一つ。生徒を小人数グループ分けそれぞれを優秀な上級生なかから採用した助教生に指導させるもの。イギリスの A.ベルと J.ランカスターが創案したもので,ベル=ランカスター法とも呼ばれ,また原名どおりモニトリアル・システムと呼ばれることもある。

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