励精(読み)レイセイ

デジタル大辞泉 「励精」の意味・読み・例文・類語

れい‐せい【励精/×厲精】

[名・形動](スル)精を出して励むこと。また、そのさま。精励
自分もっとも順良な又尤も―な人間であったなと」〈漱石坑夫

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精選版 日本国語大辞典 「励精」の意味・読み・例文・類語

れい‐せい【励精・厲精】

  1. 〘 名詞 〙 精神を奮い起こして努めること。精励。〔日誌必用御布令字引(1868)〕
    1. [初出の実例]「堅忍し、励精し、以て人生の嶮山を越へしむるは」(出典:泣かん乎笑はん乎(1890)〈北村透谷〉)
    2. [その他の文献]〔漢書‐循吏伝序〕

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普及版 字通 「励精」の読み・字形・画数・意味

【励精】れいせい

精出す。〔北史端伝〕端、~志操り。~弟篤學、人事はらず。

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